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原点

2009年08月25日 17:25

昨年から始めたそらまめ屋。
そらまめ屋を始めたときには猫用ベッドばかりを縫っている
ネットショップは数えるほどだったのですが
最近は増えてきましたね~。
選択肢が多くなるのは消費者にとって嬉しいことですね。


今日はテキストだけの長文なので
続きを読んでもいいよ~という方は、どうぞ「続きを読む」をクリックしてください。

内心「え?…これってうちのベッドそっくり…(汗」と思う事もありますが
私も相手も日本特許庁に意匠登録しているわけでもなし、
ペット用ベッドのデザインは似たり寄ったりのところに落ち着くものだし
ネットショップでモノを販売していたら真似されるのは避けられません(笑)
商品を実際に買ってみてバラして参考にしたりされたりするのは
モノを作って売っている場合には当然のことです。
そのままそっくりコピーしちゃう人もいますけど
それは努力と工夫の結果そこにたどり着いた相手に対して
とても失礼な事だと思うので、法律上の権利や問題は別として
私はやりたくありません。

私もアッシュさんのベッドをほぐして中の構造を拝見した事があります。
そのままパクるつもりは毛頭ありません。
縁がとてもしっかりした手ごたえなので、どういう素材を使っているのか
後学のために拝見したかったからです。

勿論ベッドはきちんと元通りに直しましたし、結果として
アッシュさんのベッドの中身を真似るという選択はしていません。
アッシュさんのベッドはアッシュさんがベストと考える構造と詰め物になっていて
それはそらまめ屋のベッドにあてはまるものではなかったのです。
やっぱりその形、その作り方、詰め物、部材にいたるまでには
それなりの紆余曲折や作り手の考えがあるからなんですね。

親切な方がおいでで、「こういうベッドがあるといいな」とか「こういうのが便利だよ」とか
色々とアドバイスやアイディアを下さることもあります。
いただいたアドバイスを参考にして、都度、実際に作ってみているんですが
「素材がいただけない」「その素材を個人相手に少量だけ卸してくれる店がない」
「縫製時にでる屑がすごくてミシンや私の体に付加をかける」
「作っていて楽しくない、というよりも寧ろ苦痛」等々の理由で
採用できないままにお蔵入りしております。


そらまめ屋のベッドが高いのは、中綿の原価が高いからです。
激安で売られている手芸用綿のおよそ3~4倍します。
これをなんとかしたくて、安い手芸用綿を使おうかとか
ウレタンを併用しようかとか考えて、サンプルをとりよせたり
試作品を作ったりしてみましたが、結論としては
質が落ちるのでできない、というところに現在は落ち着きました。


特にウレタンはいろいろな形に加工が可能ですし
弾性や可塑性に富み、魅力的な素材です。
実際、市販の様々なペット用ベッドに使われています。
でも、ウレタン屋さんとお話ししていて
「ペット用ベッドに仕立てた場合のウレタンの耐用年数はどれぐらいか」と訊いた時に
「1シーズン。大事に使っても1年です。」と答えられました。

びっくりしました(^^;


えええ!?洗えもしないうえに寿命が短いなんてイイトコなしじゃん!と
つい主婦の視線で考えてしまいまして。
(「無茶すれば洗えるけど、基本的にウレタンは洗うことを前提としていません。
品質が劣化しますし完全に乾かすのが難しく、カビの温床になることもあるから
お奨めはしません」とのことでした…orz)


残念ながらチッコテロを猫ベッドで展開するコも多く、
吐き戻したり、鼻水をつけちゃったりというアクシデントもありがちです。
そういうときに洗えないというのは致命傷ですよねぇ。
安いものを買ってどんどん捨ててゆくというのも手ですが
私はそういうものを作りたいわけではありません。



色やデザインが優れている生地で

洗えて乾かしてまたふっくらする中綿で

衛生的でダニも発生しにくくて

猫が進んで入りたがるベッドが作りたい。


結局いつも同じところに戻ってきてしまうのでした。


自分ちの猫に「とびきりの猫ベッドを作ろう!」と思ったときに、
素材を粗悪なものにしちゃえ~と思う人がいますかねぇ?
(「安く作る」のが目的だったら話は別ですけど(^^;))
とどのつまり、私の原点は「とびきりの猫ベッドが作りたい」なのです。

変える必要ナシ。

時々ぐらぐらゆれますけど、基本的にいつもそう思っています。




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